マンションはなぜ清掃をするのか・日常清掃 定期清掃の目的

定期清掃とはその響きの通り、対象の建物に定期的に日取りを決めて行う清掃。「内容 回数 作業に関わることを確実に決め」その契約の通りに執り行う、基本的には全体清掃です。

　対象建物の汚れる頻度や清掃金額によって、行っている内容は様々ありますが
週に一回来てやっているところから、二年に一回くらいに決めているところもあり
回数に関しては「お金の事情」から「じゃあ何回にすると決めている」のが一般的です。

作業に関しては

　その建物にいつもいる日常清掃の作業員が「そのまま」定期清掃もやっているパターンもありますが、基本的には普段いる清掃員とは別の人間が現れ、清掃機械を積みいれた「見たことない作業車で」「いつもはない道具を下ろし」定期清掃という業務を行います。

持ってきて使う清掃道具には、電力を使用した床磨き機械や高圧洗浄機なんかがあり、これらは定期清掃のために使う道具。定期清掃は業務に、機械の力を取り入れて作業にあたるのです。

やるための人数は

　行う建物の大きさ・業務内容によって異なりますが、小さい規模のマンションであっても2人から3人くらいはいて行う、普通にあるかたち。行う内容が多かったり建物規模が大きかったりすると10人くらいで、何人かで班分けして行うこともあります。

流れの一般的は

　定期清掃のための専門作業員を場所ごと　もしくは作業ごとにチームで分担編成をし　そこからさらにチーム内で役割を決めて行うのが、殆どの会社さんでやっているパターンと言える「かたち」。内容や規模で作業員の数は変わってきますが、人数が決まるのはぶっちゃけて「これもお金の事情」から決まっています。清掃業の筆者は大体わかっていますが、お金のことについてはここでは深掘りしません。

作業内容は意外に、ほぼ決められた「マニュアル化」された業務

　簡単に言ってしまうと、契約内容に沿った清掃回数が例えば月に一度であったら、前回行って前の月から「ある一か月分溜まった汚れ」というのを「全体的に平均的に落とす」やり方の「平均を基準とした清掃方法」で落としていき、これが一般的によくある定期清掃です。

大きなメリットは、建物の全体的に清掃ができるところになり

　日常清掃の普段ではなかなか手が入らない、建物全体の細かいところを「洗剤と水を充てた清掃ができるが」定期清掃の良いところ。細かいところにまで行き届いた清掃ができ、美観を保つ観点で全体を掃除できる。これが大きなメリットになる定期清掃です。

逆にデメリットではないのですが、定期清掃の「良くない面も」残念ながらあり
それは全体をやりきるが何と言ってもの「仕上げることが第一目標となった」定期清掃で

　例えばずっと前からあるような、頑固に残った「キツイ汚れ」なんかを除去をできるだけの時間をかけた「こだわる」清掃はできず、落とせる作業時間が「組まれていないが」普通にあること。「組み込まれていない定期清掃では」、点になったキツイ汚れは残ってしまうことが多いのです。

建物全体を平均的で落とすでしか「ある意味やれない」定期清掃になるので、その建物にとって昔からあってキツイ判断の汚れ・年数経ってそうなった経年劣化の汚れ・季節の変化に影響された自然的な汚れ、これらについては「残ってしまう場合が殆ど」になってしまうのも、定期清掃にはあるのです。

誤解になるといけないので、定期清掃でも十分に綺麗にはなりますが
「全部の汚れを落とした 見違えるほど」とゆうのとは少し違います。

　定期清掃は、普段 日常清掃ではやれないところを「手を入れて平均的にやりきる清掃」という「管理する側が括って決めた」清掃になっている。どういうことか、なぜそんな括りがあって落とせないかは

定期清掃はあくまで維持管理を目的とした清掃。建物がこうすれば綺麗になるかもを予想したに過ぎない、見ないで決めた清掃。やることを決めて組み込んだだけの全体清掃というのは、完璧ではなくそれだと残る汚れがあるのは、掃除をよくやっている人ならわかってくれる、常識的な見解。定期清掃の意味は聞いてくる人が多く、何のためにあるのかは知らない人が多いです。

未来予想は誰もわからない、見ていないで予想した「定期清掃」
これだと落ちない汚れもありますが、それでも全体をやっただけの綺麗さにはなります。

定期清掃の実態を簡単に話し

『定期清掃は建物全体を決めた一定の清掃方法で、まんべんなく行い同じ品質を保つ考えになる』

機械を使うからと言って「全部落ちる清掃」とは違うので、勘違いしないでください。

　全体清掃になる定期清掃の「それだけをやっていて」管理清掃にあたる日常清掃を行わない建物というのが、ここ最近では増えてきています。

お金の面で厳しいからなのか、または「いつも行くから簡単な掃くくらいなら自分でやる」と思っているからか実際のところはわかりませんが、僭越ながらそれはあまりよろしくないと、清掃業の意見で言わせてください。

清掃業の意見では日常清掃が第一で、管理された上での定期清掃になるのが、清掃屋として言うありきの「綺麗に保つための考え方になるから」よくないともうして

日常清掃をやらないで「定期清掃だけでいいや」になってくると、綺麗にするためのバランスが崩れてきてしまいます。もし清掃するのに全部は頼めない、綺麗にすることに重きをおけないのであれば、定期清掃はやらずに「日常清掃だけご自身でおやりになる」という方向をおすすめします。

【定期清掃より日常清掃の方が大切なのですから】

もっとも定期清掃には日数もそうですが

　「清掃機械」や「水を多量に使うホース関係の道具など」建物の全体を「仕上げるだけの道具」が必要になってくる清掃です。そうそうとできない清掃ではあるのですが、もし「お金は余りかけられずに」それでも管理をされているマンションを「なんとか綺麗にしたい」ということをお考えなら、まずは「日常清掃からやってみて」、それでどの程度の綺麗さにできるのか「自分がどんな清掃を望んでいるのか・自分をよくわかってみて」そこから

お金を払う清掃を視野に入れた　できない部分だけを業者にお願いしてみるのが

筆者佐野がよくお話させてもらっている意見の一つ。この方向なら、清掃で無駄なお金を払わなくてもいい失敗しない決め方になるのかなと、かしこまった一意見。

普段からやる日常清掃が一番大事

管理されてその建物の汚れ方なんか わかっているから
その上乗せとしてあるのが定期清掃になり、定期清掃はもっと綺麗にするための清掃

定期清掃は全体清掃なのを伝え、加える意味の清掃なのをお話しました。